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石けんのpHについて

人間の肌は弱酸性。その人間の肌と同じ弱酸性のものがお肌に良いとされています。
人間の肌は、酸性の皮脂が水分と混じり合って弱酸性の皮脂膜ができます。 弱酸性が保たれる事で、肌の健康が守られる仕組みになっています。 弱酸性の皮脂膜が雑菌の侵入を防ぎ、乾燥から守ってくれます。弱アルカリ性の石けんを使用することにより、石けんのアルカリに反応して皮脂腺が酸性の皮脂を分泌するのです。 しかし、これを弱酸性の石けんで洗ってしまうと皮脂膜は洗い流されたのにお肌は弱酸性。お肌が弱酸性だから皮脂腺は酸性の皮脂を分泌しません。皮脂を分泌しないと言う事は、バリアの役割をする皮脂膜が無い状態。皮脂膜が無い為、水分が蒸発してしまい乾燥するのです。
お肌に優しい弱酸性を使っているのに乾燥が気になる方は、これが原因かもしれません。
お肌に関しては色々な見解があり、アルカリで洗ってはいけないとの考え方もあります。しかし、お肌に良い・皮膚に良いが売り文句の温泉もアルカリ性ですよね。

市販の洗顔から手作り石けんに変えても、いきなり効果がある訳ではありません。 何十年も酸を分泌しなかった皮脂腺は、突然のアルカリに対応できないそうなのです。なので、保湿成分がたっぷり入ってる石けんでお肌の潤いを手助けしてもらいながら、少しずつ皮脂腺の記憶を蘇らせてあげないといけないそう。
私自身、手作り石けんを使い始めた時、洗い上がりはしっとりだけど乾燥はするなと感じていました。それがいつの間にか、お風呂上がりにすぐ化粧水を塗らなくても乾燥しないお肌になりました。

※上記は私個人の体験に基づいた見解であり、必ずしも全ての方に当てはまる訳ではありません。



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